最近観た映画
オールドシャラマン監督らしい落ちだった。 もしかしたら、こんな場所があるとおもわせるのが凄い。根本にあるのは、人間の欲望。 今回も、キーになる役を監督が演じていた。
殺人鬼から逃げる夜全編ハラハラ、ドキドキの連続だった。 多少の粗さも目立ったが、充分楽しめた。しかし、主人公はとにかく走る。 殺人鬼に負けない走りっぷりは、凄かった。
パーム・スプリングスタイムループものはまとめ方が難しい。前半は、下ネタも多く、かなり下品な要素があった。 しかし、後半、彼女が消えてからの展開は、切り口が面白かった。脇役のJ・K・シモンズは、相変わらずいい味を出していた。
ワイルド・スピード/ジェットブレイク宇宙まで行ってしまうのは興ざめだった。敵は死んでも、味方は全く怪我をしない。 これもいけない。時間も長く、あまりにもご都合主義。 もう、このシリーズともおさらばする時期かもしれない。
ゴースト・ストーリー公開当時気になっていた作品を、発掘良品で鑑賞。名優たちが競演していたが、中身はイマイチ。 クレイグ・ワッソンが、「ボディ・ダブル」と似た役を演じていた。特殊メイクはディック・スミスが担当。 骸骨シーンだけが、唯一の見所。
プロミシング・ヤング・ウーマンアカデミー脚本賞は納得。 主人公が死ぬのは珍しくないが、終わりのまとめが上手かった。ありふれた題材でも、工夫次第で一味違う作品になる。 そんな事を証明してくれた作品。
白頭山大噴火イ・ビョンホン がサイコキラーとして登場。ハ・ジョンウ、マ・ドンソクと脇も豪華。 デザスターものとして、スケールの大きさは感じられた。ただ、期待したほどのドキドキ、ワクワクは無かった。 原因は、少し雑な脚本にあったと思う。
ファイナル・プランリーアム・ニーソンは悪役で登場。 アクションシーンは、期待したほどではなかった。FBI捜査官との友情は、良く描けていた。 悪徳捜査官の描き方に、もう一工夫欲しかった。
恐怖に襲われた街CGが無い時代なので、全てがリアル。 ラストのヘリコプターから吊るされたシーンは、迫力満点!ジャン・ポール・ベルモンドは、意外とマッチョ。 お色気シーンも絵になる役者だ。
大頭脳このノリにはついて行けなかった。当時は、この手のコメディは多かった。 しかし、今見ると時代の古さを感じてしまう。ただ、ロケのスケールは大きく迫力があった。
ドント・ブリーズ2前作とは、あまりにテイストが違いすぎて困惑した。 これが、第二作といえるのか?見どころは、グロテスクな殺人シーン。 あまりにも度が過ぎていて、好きになれなかった。
元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件タイトルのインパクトは強烈。 それだけで、興味を惹かれた。ほとんどが、飛行機で繰り広げられているのは新鮮だった。 ただ、展開は読めるものばかりで、意外性はなかった。
フランティック異国で事件に巻き込まれる葛藤。 ありえない理由ではあるが、主人公の心情は上手く描いていた。この作品の影響で、自由の女神像が欲しくなった。 内容はともかく、とても思い入れのある作品。
ティン・カップ最高のスポーツ・エンタテインメント。 ゴルフという題材は、珍しく、まずは企画に拍手したい。いきなり、USオープンで首位争いは無理があるが、これは映画。 ラストも清々しく、主人公の生き様には胸が熱くなった。
グリーンベレー戦争の「国策映画」と言われる本作。 評価も低いが、なかなか楽しめた。ジョン・ウェインはこれでいい。 戦争の哀愁を漂わせるラストも良し。
燃えよドラゴンブルース・リーの名前を歴史に残した作品。 怒りの表情、七変化は見事。鏡の部屋での格闘は、見応えあり。 日本、中国、東洋文化の入り混じりはご愛嬌。
2300年未来への旅時代を感じるSF映画だった。 衣装が透け透けでドッキリした。終盤は『猿の惑星』の影響が感じられる。 そもそも、なぜ、こんな世界になったのか説明がなく残念。
2010年続編の目的は、前作の謎を解明すること。 この作品は、十分にそれを果たしていた。特撮技術は拙かったが、それもご愛嬌。 ピーター・ハイアムズの挑戦には、拍手を送りたい。
ディスクロージャーマイケル・クライトンは、ストライクゾーンが広い。 IT業界のパワハラとは、時代を先取りしていた。主役のマイケル・ダグラスは、正に適任者。 娯楽要素も高く、最後まで楽しめた。
ファースト・マン実話ベースのせいか、最後まで盛り上がりに欠けた。 時間も、かなり長く感じられた。解ったのは、多くの犠牲の上に成功があったと言うこと。 『セッション』を超える作品は、もう出ないのか?
大いなる勇者山で生きた男の物語。 愛と復讐を、雄大な自然の中で描いていた。脚本には、ジョン・ミリアスが参加。 コナンに通じる世界が、ここにはあった。
大統領の陰謀社会派サスペンスは好きだ。 これは、実話をベースにした力作。主役の脇を固める共演人が、素晴らしい。 特に、ジェイソン・ロバーズの男気には唸った。
アウトランドSFと西部劇が融合した珍しい作品。 ショーン・コネリーがカッコいい。男は仕事を全うするという隠れたテーマがある。 娯楽作品からも、学ぶことはある。
南極物語ワンちゃんの演技を見る作品。 高倉健は、あくまでも引き立て役。昔は映画の予算もあったのだろう。 映画のスケールが、今とまるで違う。
ペイルライダーイーストウッドは西部劇が似合う。 見せ場の楽しませ方も、心得ている。強いて言えば、悪役はもう少し強くあって欲しかった。 往年の名作を模倣したらラストは笑えた。
グリーンランド ―地球最後の2日間―最後まで盛り上がりに欠ける作品だった。主人公が生き延びる理由も納得いかない。 選ばれなかった多くの人たちは、無駄に死んだのだろう。ジェラルド・バトラーは好きな役者だけに、残念。 彼の魅力を、もう少し引き出して…
トゥルー・クライムなぜ、解明されず6年間も有罪だったのか? その理由に疑問符を持ちながら、鑑賞した。正直、この頃のイーストウッド監督作品は冴えない。 修行中の作品と、割り切って見るのが良いだろう。ラストも、予想通りの展開で白けてしまった。
Mr.ノーバディあまりのもアクションが綺麗すぎる。 正直、好き嫌いが分かれる作品。マイケル・アイアンサイドは久しぶりに見た。 現役で役者を続けているのは、少し嬉しかった。
ブレインストーム現代のVRを先取りした作品。 軍事利用というサスペンス要素も絡み、話は進んでいく。しかし、ナタリー・ウッドの死で脚本は変更されることになる。 ラストは、なんとも中途半端に終わる。特撮スタッフとして、数々の名作SFに関わったダグラ…
ウエストワールドマイケル・クライトン の初監督作品。 ユル・ブリンナーのロボットが怖い。時代を先取りしたストーリーは見事。 エンターテイメントとしての完成度も一級品!