大人のたしなみ blog

映画、読書、旅日記をつれずれなるままに

世界一わかりやすいコスト削減の授業


『世界一わかりやすいコスト削減の授業』 若井吉樹著

心に残ったのは3つ。

・攻めの値下げで売上アップ
現場の改善によって下がったコストを、価格に反映させます。すると低価格になった分、売上アップを見込めるようになります。売上アップに伴う人のコストは、今いる人数のまま作業を改善することでまかなう。そうすれば、さらに人のコストを下げていくことが可能になる。

・人を切るのは最後な手段
安易なリストラは、切られた人だけでなく、残った人のモチベーションも下げ、会社全体にデメリットをもたらします。そうした判断を下す前に、本当にやるべきことをやったか、他の手段をやりつくしたのか、もう一度振り返った上で、初めて最後の手段として選択肢に加えるものなのです。

・自分の身は自分で守る
「自らの仕事を自ら見直す」ことは、何よりも重要でありながら、何よりも実践が難しい課題です。あなたの仕事を変えるのはあなた自身。外部の意見を参考にしながらも、最終的に判断・実行するのはあなた自身です。現場からトップまで、全ての視点に立つつもりで物事を見ることが大切です。