大人のたしなみ blog

映画、読書、旅日記をつれずれなるままに

秋元康の仕事学


『秋元康の仕事学』 NHK仕事学のすすめ」制作班

仕事の企画を立てる上で、とても参考になった。

以下、読書メモ4つ。

1、多くの人は企画を探しに外に行こうとします。
どこかでお祭りをやっているとしましょう。
「お祭りやっているからネタがありそうだ」とみんなが思ってそのお祭りに集まるので、結果的に同じような企画が出来てしまう。
そういったことをするより、50歳を過ぎた人間が、普通に生活している中でキャッチできる言葉に耳を傾けるほうが、はるかにリアリティやオリジナリティのあるものができると思うわけです。

2、企画というのは正解がないので、「これが自分にとって面白い」と思えば、それでいい。
「あ、これは絶対面白い」と自分に自信を持つこと。

3、みんなと同じようなレポートを出さないこと。
結局、予定調和を壊すということは、新しいことに挑戦するということなのです。

4、人の信頼を得るには、コツコツと地道に実績を積まなければいけません。
企画を通そうと思ったら、相手を無理強いして説得しようと思うのではなく、実績を少しずつ積み上げて信頼を得たほうがいい。
相手が自ら、「その企画をやりたい」というためにはどうしたらいいか考えることなあのです。
信頼作りにおいて大切なのは、嘘がないということです。