大人のたしなみ blog

映画、読書、旅日記をつれずれなるままに

夢をかなえるゾウ


『夢をかなえるゾウ』 水野敬也

人生書を物語で書いた、ちょっと変った一冊。

「稼ぎというのはどれだけ他人の欲を満たせるとか、それが数字にそっくりそのまま表れる。腹が減った、眠い、遊びたい、気持ちよくなりたい・・・人にはそういう欲がある。その欲を快適に満たして、その対価としてお金もらうんが今の世の中では『ビジネス』と呼ばれている」

「ビジネスの得意なやつは、人の欲を満たすことが得意なやつ」

「人が何を欲しがっているかをこっちが考えて、予想して、提案していかないといけない。人の欲を満たすというのはそれくらい難しいこと」

『人の欲しがっているものを先取りする』とにかく誰かに会ったら『この人が欲しがっているものは何か?』ということを考えながら接する。そして欲しがっていること、求めていることをできるだけ与えるようにこころがげる。

『身近で一番大事な人を喜ばせる』
「人間というのは不思議な生き物で、自分にとってどうでもいい人には気遣うのに、一番お世話になった人や一番自分を好きでいてくれる人、つまり、一番大事な人を一番ぞんざいに扱う。たとえば・・・親だ」