ネットテレビの衝撃
『ネットテレビの衝撃』 志村一隆著
この著者は、アメリカのテレビ事情に本当に詳しい。
もちろん、比較としての日本の事情の説明もきちんと書かれている。
あるソーシャルゲームビジネス関係者の話
「ゲームアイディアは飽きられるのが早いので、つくり続けているとコストがかさむ」
「とにかく新しいアイテムを出し続けなければならないので、常になんかに日々追いやられている」
いまは、インターネットやケータイ端末で気軽に映像が見られる時代。
ビジネスは、モノやサービスをまとめて売らないと儲からない。
インターネット上のサービスはバラ売りが基本。
バラ売りはユーザー目線のサービスですが、商売をしている側から見るとあまり儲からない。
その反面、配信コストは10年前に比べると安くなっている。
これからのテレビ局は、安いインフラとロングテールコンテンツを前提としたビジネス、組織で運営される必要がある。