図解クラウド仕事術
『図解クラウド仕事術』 山名一郎/クラウドビジネス研究会編
クラウドは、これから確実に来るだろう。
最近は、この手のクラウド本が本当に多く出ている。
ただ、この中で面白かったのは、クラウド以外の話の部分だった。
オフィスは絶対にあったほうがいい。
しかも、人の集まりやすい都心に。
歴史的にも、ジャーナリズムも保険も出版も、サロンやコーヒーハウスから生まれています。
そういう意味ではサロンはビジネスチャンスを生み出すところ。
人と人が出会い、意見やアイディアを交換するサロン的な場は、これからますます求められると思います。
いくら自宅で仕事をするといっても、それは作業であって、クリエイティブな部分に刺激を受けるには、テキストデータばかり読んでいてはだめです。
結局、データはデータであって、自分を奮い立たせる刺激にならない。
やっぱり、インパクトとかやる気の源泉は人。
あの人はすごいとか、だれかに認められたい、驚かせたい、あいつよりももっといい仕事がしたい-という気持ちがないと、データもツイッターのニュースも、ただ自分の目の前を通過していくだけです。
いくらSNSやツイッターで意見を交換していても、やっぱりリアルに顔を合わせることは、いつの時代も必要なことです。