時代を感じるSF映画だった。
衣装が透け透けでドッキリした。
終盤は『猿の惑星』の影響が感じられる。
そもそも、なぜ、こんな世界になったのか説明がなく残念。
続編の目的は、前作の謎を解明すること。
この作品は、十分にそれを果たしていた。
特撮技術は拙かったが、それもご愛嬌。
ピーター・ハイアムズの挑戦には、拍手を送りたい。
マイケル・クライトンは、ストライクゾーンが広い。
IT業界のパワハラとは、時代を先取りしていた。
主役のマイケル・ダグラスは、正に適任者。
娯楽要素も高く、最後まで楽しめた。
実話ベースのせいか、最後まで盛り上がりに欠けた。
時間も、かなり長く感じられた。
解ったのは、多くの犠牲の上に成功があったと言うこと。
『セッション』を超える作品は、もう出ないのか?
戦地を転々としながら、生き延びる4人の若者。
戦争を舞台にした青春物語。
部隊をまとめる軍曹を演じたのは、リー・マーヴィン。
貫禄万点の彼の演技は、作品に重厚感をもたらしていた。
社会派サスペンスは好きだ。
これは、実話をベースにした力作。
主役の脇を固める共演人が、素晴らしい。
特に、ジェイソン・ロバーズの男気には唸った。