大人のたしなみ blog

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働かないアリに意義がある


『働かないアリに意義がある』 長谷川英祐(著)

働きアリだけを集めて、集団を作った場合でも2:8の法則になってしまうというのはビックリした。
2割が働き、8割は働かなくなる。
結局、働く、働かないは環境に左右されることが大きいようだ。

また、働く集団ばかりより、働く・働かないの混合集団の方が効率がいいらしい。
働く集団だと、いつかは伸びに限界が来る。

働く・働かないが混ざる集団の場合、働くものがバテときは、いままで働かなかったものが代わりに働く。
よって、全体的なバランスは常に一定に保たれるという。
みんなが疲れると社会は続かないのだ。

この考え方は、とても新鮮だった。