大人のたしなみ blog

映画、読書、旅日記をつれずれなるままに

沈まぬ太陽


『沈まぬ太陽』

たしかに上映時間は長かった。
しかし、それに反してお客さんは沢山入っていた。

この映画を見た率直な感想は、話を詰め込みすぎ。
大作感を出そうとしたのか、角川配給だからなのか、個人的にはこれがいただけなかった。

物語はとても感動的だし、考えさせられるも部分も多くあった。
それなのに、感動は全く無かった。
恩地のアフリカ支局時代に焦点を当てて、映画にすればもっと内容の濃いものになったと思う。

ただ、主役級の役者を脇で沢山使っていたのは贅沢だった。
特に、木村多江は強い印象を残してくれた。