大人のたしなみ blog

映画、読書、旅日記をつれずれなるままに

死んでたまるか


『死んでたまるか』 団鬼六

とにかく、波乱万丈なエッセイだった。
人が生きていくというのは、どういうことかも勉強になった。

団さんの人生は、普通の人より特別なのかもしれない。
しかし、人というのは誰しもこうした運に左右されて生きている部分はあると思う。

高山先生の、もう駄目だと感じたとき、人間、どんな感慨が胸にくるのかという話は人間の本質を突いている。
「結局、あれを喰って死にたい、とか、あの女ともう一度、やりたいとか浅ましいけど食欲と性欲の事しか思い浮かばなかったという」