「気づく」技術
『「気づく」技術』 おちまさと著
とても読みやすい本だった。
往復の通勤時間で一気に読むことができた。
特に、気になった点の読書メモ
・数字優先主義でつくったものは、単純に言えば「画一化」されてしまう。
旗印が数字になった瞬間、未来もあっさり崩れてしまう。
数字というのは本来、目指すべきものではない
・気づけるか気づけないか、その勝負の分かれ目は「感受性」にある。
「あれは何だろう?」と考えることで、気づきは生まれる。
観察するのに慣れたら、次は自分がどういうことをされたらうれしいのか、気づこうとしてください。
・「オリジナル」とか「元祖」で企画をヒットさせるのが一番面白い。
たとえるなら、カルピスの原液のようなもの。
その割ったものをみんなが真似していく。
でも、こちらは原液を持っているから、ずっと長持ちするのです。
・何よりも大事にしなければならないのは、自分なりの方向性、考え方“背骨”ともいうべきもの。
その時代に合わせよう合わせようとすると、背骨がぐにゃぐにゃになってしまう。
ブレないこと。
自分を追及し続けること。
「自分にしかできないこと」をやろうと考えること。
そうすれば、いつかは自分の時代が来るのです。