大人のたしなみ blog

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99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ


『99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ』 河野英太郎著

基本的に大企業向けの話だったのが残念。
もう少し、中小企業向けの仕事のコツも書いて欲しかった。
ただ、著者の経歴を見れば、それも無理かと思った。

以下、為になった点↓

・流れるような説明をするには、2つのことがあります。
★「森」→「木」→「枝葉」の順で話をする
(「森」:話の全体像 「木」:話のポイント 「枝葉」:詳細な説明)
あなたが話したいこと、つまり「枝葉」から話しはじめるのではなく、まずは全体像(森)を話すことで相手の頭のベクトルをこちらに向け、話しのポイント(木)を説明し、続いて詳細説明(枝葉)に入るのです。これができると、思った以上にスムーズに報告(連絡、相談)できます。

★事前に「開始セリフ」と「説明と説明間のセリフ」を決めておく
説明と説明の間のセリフというのは、森と木、木と枝葉の説明をつなぐ接続詞です。
「しかし」なのか「具体的に言う」なのか、話の展開をスムーズにするための接続詞を事前に決めておく、上司やクライアントの前に立ったとしても、論理の展開をスムーズにせず、緊張せずにホウレンソウができます。