大人のたしなみ blog

映画、読書、旅日記をつれずれなるままに

筋を通せば道は開ける フランクリンに学ぶ人生の習慣


『筋を通せば道は開ける』 齋藤孝

ベンジャミン・フランクリンがボストン出身というのは驚いた。
なぜなら、夏や休みにボストンに行こうとしていたからだ。
なんとも、タイムリーなときに出会った本なのだろう。

さて、この本は色々と為になることが書かれていた。
それらを、ここで抜粋しておきたい。

1、合理性を追求しさえすればよい。
とにかく人の役に立てばよい、社会にプラスに働けばよい、
という目的に徹すれば、自分への評価は誰かが勝手にやってくれる。

2、人脈づくりにもっとも有効なのは、公平なルールである。
「異業種交流会」ではなく「勉強会」
組織を維持・発展させるために徹底的なルール化を図った。

ルールを習慣化させることで、運営の手間が省けた。
クラブに加わるのは、ルールに賛同した者だけ。
いちいち主催者が仕切る必要もないし、集会の性質も変わらない。

テーマとルールを決めて議論の場を提供する。
そういう場で得た仲間は、飲み仲間や仕事仲間より深い関係になりやすい。
ビジネスパーソンにとって貴重な人脈づくりが出来ること間違いない。

3、「見込みのあるヤツ」の三条件
・スピード
・勤勉な技術屋
・えげつないまでの戦略性

フランクリンは、人とのつながりが大きな価値を持っていることを非常に意識していた。
戦略性が何よりも重要なのである。