大人のたしなみ blog

映画、読書、旅日記をつれずれなるままに

iPhoneショック


『iPhoneショック』 林信行

iPhoneを手に入れてから、もうこのケータイ無しの生活は考えられない。
PCに於いて、昔かMACユーザーだったが、windowsに転向。
しかし、iPhoneで再びAppleが好きになった。

この本で気になった点の読書メモ。

「かっこいい工業デザイン」と話題になったケータイはいくつかあるが、そのほとんどが一時の流行として世の中から姿を消してしまった。
NTTドコモのある役員は、「有名デザイナーなどがデザインを担当した企画端末は他社も含めて出ているが、話題にはなっても、非常に売れた製品はほとんどない」

タマネギの皮を1枚ずつはがしていくと、しばしばエレガントでシンプルな解決方法にたどりつく。
多くの人はそこにたどりつくまでの時間と労力をかけていない。
by スティーブ・ジョブズCEO

PL法(製造物責任法

例えばテレビCMでかっこいい製品を見つけたとする。その製品が気に入って検索して公式サイトを見たら、CMのイメージと全然違っていた。このように接点によって製品の見え方のイメージがちぐはぐだと、製品自体が持つブランドイメージもちぐはぐになってしまう。
日本でそうしたちぐはぐなブランド展開が起こりやすいのは、広告代理店主導で広告だけでブランドを作るからだ。
製品そのものの開発も重要だが、それだけでアップルはここまでのブランドを築けなかったはずだ。製品づくりに投資したら、それに見合う投資をブランドづくりにもかける必要があるのだ。