『ソーシャルメディアマーケター美咲』 池田紀行著
ソーシャルメディアを勉強するにはうってつけの一冊だった。
勉強になったポイント。
・コミニュケーション領域のゴールは、新商品の認知度や購入意向を向上させることが大切だと思う。でも、ツイッターって認知向上にな向かないメディア。だからツイッター活用には違和感がある。
・ソーシャルメディアマーケティングによるサイト流入増加施策には、大きく3つの施策が考えられる。
�@バズ（話題化やクチコミ）を発生させることによるトラフィックの獲得
�Aサイトをソーシャル化させることによって発生するソーシャルグラフ経由でのトラフィック獲得
�Bソーシャルメディア上にフェイスブックページ（旧ファンページ）やミクシィ公式ページなどを開設することによるトラフィック獲得
・本当に「いいね！」ボタンを押してくれるのか？どんな動機で？買ったよ！とつぶやいたり、「シェア」ボタンを押してくれるのか？押す必然性は？などときちんと冷静に考えなきゃ。徹底的にユーザー目線で。
・いま流行りの「いいね！」ボタンや「ツィートする」ボタンを設置すれば、みんな押して、商品買ったことにしてくれるでしょって。いやいや、しないから。そんなうまい話があったら、みんなこんない困っていないでしょ。
・ひとむかし前に量産された多くの企業SNS（ブランドコミニュテイィ）ってほとんど盛り上がらなかった。
顧客を『囲い込む』ことは現実的に難しかったということです。囲い込むのではなく、どうしたらユーザーが継続的に関係を持ち続けたくなるのか、を考えるべきだったわけです。
