読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門
『読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門』 佐藤優著
全体的に、かなり難しい内容の本だった。
これを実践するのは、正直きつい。
ただ、言語を学ぶことに対するくだりは面白かった。
質問
「ロシアで仕事をすることになるので、どうやってロシア語を勉強したらよいでしょうか」
回答
「200時間ぐらい集中して、日本人の先生からロシア語文法をきちんと教わることと、1500語くらいの日常生活に必要な単語を丸暗記することをおすすめします。その知識があれば、生活に困ることはありません。仕事で必要なロシア語についてはよい通訳を雇うことをおすすめします。機会費用を考えた場合、これからロシア語を勉強することをおすすめしません。それよりも高校レベルの英語を復習するほうが役に立ちます。ロシア人もビジネスに従事する人たちは英語を話します」
正しい方法論には、捨てる技法も含まれる。