広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。
『広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。』 本田哲也,/田端信太郎著
・そもそもメディアには、それぞれに適した、リーチ(接触者)のスケールというものがある。だからこそ、複数のメディアをうまく組み合わせて使う「クロスメディア施策」が単なる広告代理店にとって「抱き合わせ販売」を正当化するセールストークでなく、理論的にも正しいこととして、正当化されうるのだ。
具体例を挙げて説明していこう。たとえば、
●テレビは、数千万人にリーチできる媒体である
●新聞は、ほぼ数百万人へのリーチとなる
●検索連動広告は(対象とするキーワードにもよるが)数百万〜数万人単位までリーチが絞られる
・プロジェクトやキャンペーンを成功させるためには、
「そもそも、何人に、自社の製品やサービスに関する情報を知ってもらう必要があるのか?そして、その必要規模のリーチを得るにはどうすればいいのか?」を考えることがスタートだ。