プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法
『プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法』 石井琢磨著
・敵対心丸出しの相手には、どう対処するか?
想定内であれば、相手がこちらのペースを乱そうとしても動転しなくなります。大事なのは、想定内の範囲を広げておくことです。
・交渉は情報戦!
情報一つで戦い方が大きく変わります。
情報の中でも優先したいのが、相手の「タイムリミット」と「他の選択肢」です。先に相手に知られてはいけない情報として、自分のタイムリミットを挙げました。これを知られると弱みになります。逆に相手のタイムリミットがわかれば、こちらの強みとなるのです。
・負けたふりをしよう
人は、大きな決断をした後、罪悪感から不安になることが多いのです。やっぱりやめたほうが良いのではないか、と考えてしまうためです。
このような終了後の罪悪感を打ち消すためにも、心理戦の終了時には罪悪感を抱かないように、「あなたの行動は正しい」ということは確認しておきましょう。