大人のたしなみ blog

映画、読書、旅日記をつれずれなるままに

明日の広告


『明日の広告』 佐藤尚之

スラムダンク一億冊感謝キャンペーンの話は良かった。
「広告は消費者のソリューションでなければならない」という著者の思いが上手く結びついた例だろう。

新聞⇒WEB⇒リアル(廃校を使ったイベント)の流れが素晴らしかった。

著者がこのキャンペーンから学んだこと。
・初動に時間を掛けることの大切さ
・自分たちが「伝えたい相手」になってみること
・商品は消費者のものであるという発想
・相手が一番望んでいることをするという考え方
・伝えたい相手にだけ伝えるというスタンス
・相手を巻き込み、参加してもらうことの大切さ
・コミュニケーション・デザインをやり抜くというのは実はすごく大変であること

中でも、共感したのは「濃く狭くコミュニケーションを考えていくことは大事だということ」
「その方が逆に商品のコミュニティが大きくなり、結果的に伝わる人数は増えると思っている」

『濃く狭く伝えること』
自分にとっても、今後のテーマになりそうだ!